通信教育で学べる資格として、ホームヘルパー(2級)があります。
現在の高齢化社会、未来の超高齢化社会に向けて、在宅での介護のニーズが高まってきてます。
在宅介護を支える人材として必要とされているのが、ホームヘルパーという仕事です。
ホームヘルパーの仕事は、大きくわけてふたつあります。
おもなホームヘルパーの仕事は、高齢者だけでなく、身体や精神に問題を抱えている人を対象にし、彼らの自宅を訪問し、介護や家事の手伝いをする訪問介護です。
もうひとつは、施設に勤務し、施設で生活する要介護者の日常生活をサポートします。
ホームヘルパーという仕事は、要介護者の生活を支えることで、本人と家族の負担をやわらげる役割を果たします。
要介護者の入浴や排泄、食事、着替えなどを行う『身体介護』、料理や洗濯、掃除、それらに伴う日常品や食材などの買い物を行う『家事援助』に加え、通院や買い物、散歩など外出の際のサポートや銀行への引き出し代行や話し相手として、いろいろと相談にのってあげる『生活支援』という業務が在宅介護で必要な作業と言われています。
施設で働くヘルパーの仕事は、主に施設内での『身体介護』やクラブ活動、レクリエーションの計画など企画調整的な仕事や入居者の家族とのコミュニケーション能力が必要になります。
ホームヘルパーの仕事は、資格がなくても就くことができる仕事ですが、健康とやる気だけでは超えられない問題を解決するためには、知識が必要といえます。
在宅介護の入門編と言えるホームヘルパー3級に対し、ホームヘルパー2級では、在宅介護の仕事を行う上で必要な知識や技術を学びます。
主に訪問介護に関する『身体介護』、『家事支援』、『生活支援』に関する知識を問われますが、未経験者でも受けられます。
通信教育でも短期間で資格取得できるものも増えており、最短のものだと1ヶ月で取れるというものもありますが、平均すると3ヶ月程度のものがほとんどです。
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宅地建物取引主任者
通信教育で学べる宅地建物取引主任者(宅建)に関してのお話です。
宅地建物取引主任者(宅建)という資格試験は不動産業界で働くためにはどうしても必要な資格で、この宅建の資格を持っていないと出来ないことも多いために最近では非常に人気の高い資格となっています。
合格率は10〜20%と比較的高いために、基本的なことをしっかりと勉強していれば合格はそれほど難しくないと言われています。
一般的には専門学校に行って勉強するか、基本的な参考書や過去の実際の試験問題集などを買って自分で独学で勉強をして試験合格を目指す人が多いのですが、仕事が忙しくてなかなか専門学校に行っている時間が取れないという方や、独学で自分だけではどうやって、どこから勉強を始めたら良いのか分からないという方には通信教育で宅地建物取引主任者(宅建)の勉強して試験に合格する方法もお勧めします。
専門学校に通うことのメリットは同じ試験を目標にした仲間がいることで試験に対するモチベーションの維持、刺激があることなどがあげられますが、お金がかかることや時間的に余裕がある方でないと難しい面があります。
一方、独学の場合のメリットは比較的お金が掛からないことや、自分の自由な時間に勉強出来るという点ですが、自由な分だけ拘束力が弱く意志の強くない人には難しい面があります。
専門学校に通う方法と独学で行うことの丁度中間的なものが通信教育で宅地建物取引主任者(宅建)試験を突破する方法です。
専門学校ほど時間的経済的な負担は少なく、独学ほど意志が強くなければ続かないということもないのが通信教育の良いところではないかと思います。
最近では通信教育講座の宅建合格コースも色々な工夫が施されており、専門学校に通うメリットに近いものも取り入れられてきています。
例えば質問をメールや葉書やFaxで受け付けていたり、課題の提出が遅れるとメールや手紙などで催促をされたり、最新の法改正にも即座に対応したテキストが追加されたり、ある一定の条件を満たしていれば「合格保証制度」というものがあり、本試験に合格しなかった場合には受講料金を全額返済したりする制度があります。
通信教育で学べる宅地建物取引主任者(宅建)合格講座の代表的なところではフォーサイト、NewtonTLTソフト、ユーキャンなどがありますので、自分に合ったところを探して活用してみてください。
簿記(3級・2級)
通信教育で学べる簿記(3級・2級)に関する情報です。
簿記は会社や個人事業主が収益(売り上げ)や費用(経費)などを記録して、それによってどれくらいの損益をだしているのかを知り、またこれからの経営方針を決める上で非常に重要な記録です。
いわば会社や個人事業主の健康診断書とも言えるものです。
簿記(3級・2級)は簿記の基本的な概念と実際の作業を知る上で初歩ではありますが、絶対に押さえておかなければならない基本中の基本の知識を持っているか否かを判断する国家資格であり試験と言えます。
そのために簿記(3級・2級)の資格は就職活動や転職に有利な資格であるばかりではなく、必須の資格として企業側が求めている場合も多いようです。
それだけに就職や転職を自分の思い通りのものにしたい方にとっても非常に人気の高い資格になってきました。
簿記(3級・2級)の資格を手にするための方法としては、まず専門学校に通学して学ぶ方法があります。
そして独学で参考書や問題集を買って勉強する方法があります。
さらにここでご紹介する通信教育で勉強する方法。
この3つの方法が代表的なものですが、それぞれにメリットやデメリットがありますので、自分の現在置かれている状況(経済的、時間的)を良く考えて最適なものを選んで欲しいと思います。
さて、ここでは通信教育で簿記(3級・2級)を勉強して試験に合格することのメリット・デメリットをその他の方法と比較しながら述べてみたいと思います。
それぞれの方法の大きな違いは経済的なものと時間的なものではないでしょうか。
経済的な負担を考えた場合、専門学校で学ぶ、通信教育で学ぶ、独学で学ぶという順番に経済的な負担は高くなっています。
時間的な拘束力の強さを考えた場合もその順番は同じく専門学校、通信教育、独学の順番になります。
次にそれぞれの勉強方法のメリットの大きさを考えてみます。
専門学校で簿記(3級・2級)を学ぶメリットで考えられることは、同じ簿記(3級・2級)の試験を受ける仲間と実際に会って話しをすることでモチベーションが高まります。
また講師の先生に分からないところがあればすぐに質問出来て疑問を解消出来るという点などがあります。
独学で簿記(3級・2級)を学ぶ場合のメリットは、時間的に自分が自由に采配出来るというものがあります。
しかしこれらのメリットを上手く活かせない人の場合は、これらの双方の中間的な通信教育、通信講座で簿記(3級・2級)を学ぶという方法も考えてみることをお勧めします。
通信教育・通信講座のメリットはまず経済的な負担がそれほど高くないという点。
次に時間的拘束力も自分のペースを守りつつ、しかし全く強制力がなく勉強が続かないということもないという点です。
通信教育・通信講座によっては課題の提出がなされないとメールなどで督促されたり、次の課題にいけないシステムなどを取っているところもあります。
また疑問が湧いて質問をしたい場合にはメールやFaxなどで質問出来るシステムを取り入れていたり、DVDやパソコンで同じ講義を何度でも繰り返し学習出来るようなシステムを持っているところも増えてきました。
主な簿記(3級・2級)の通信教育・通信講座にはユーキャン、資格の大原専門学校、TAC、LEC、ダイエックス、Z会、日本マンパワー、産業能率大学、四谷学院、永田簿記塾などがあります。
色々な通信教育・通信講座を比較したり口コミサイトなどを調べて、自分に一番合ったもの選んで簿記(3級・2級)にトライしてください。